9月7日(日)コープみらい コーププラザ浦和にて、郷土料理教室を開催しました。

6月にスタートした畑プロジェクト一連の今回の講座。

6月はじゃがいも掘り、
7月はなす・きゅうり収穫とピザパーテイーを体験済みの参加者のみなさんですが、
この日は、いつもの軍手&長靴姿からエプロン&三角巾の
可愛い姿に変身してのスタートとなりました。

テーマは、
さいたまに暮らし、さいたまに育つ家族みんなで、さいたま伝統の食文化を体験しよう。

さいたまの”かあちゃん”こと、さいたま市女性農業者連絡協議会会長の
萩原さとみさんと、小島隆子さんを講師にお招きして、
「手打ちうどん」「冷汁(ひやじる)」「きゅうりもみ」をご指導いただきました。

「うどんはね、小麦粉(中力粉)とお水と塩があればできちゃうんだよ」の
萩原さんの言葉で始まった手打ちうどん作り。

材料をまぜてよく練ったら、生地をポリ袋に入れて足で踏みふみ・・・。
コシのあるおいしいうどんになあれ!とばかりに、みなさん一生懸命に踏んでいました。

続いては、めん棒で生地を延ばしていく行程へ。
ひと固まりだったうどんの生地も、萩原さんの手にかかれば、
あっという間にきれいに延ばされ一同びっくり!!

手打ちうどん用のまな板と包丁も登場し、
みるみるうちにきれいに切っていく萩原さんに目が釘付けでした。

もちろん、そのまな板と大きな包丁は大人気で、
順番待ちをしてでも挑戦する子ども達がたくさんいました。

親子で協力して作った手打ちうどんは、お湯でゆでて水でしめた後、
きゅうりやしその入ったごまたっぷりの冷汁につけて「いただきます!」。 

室内は、ごまを炒って、すり鉢ですったいい香りでいっぱい・・・・
たくさんあったきゅうりもみもすべて完食となりました。

萩原さんからは、郷土料理について、さいたまは昔から良質の小麦の産地として知られ、
「朝まんじゅう、昼うどん」という言葉もあるほど小麦文化が栄えた地域だということ。

新じゃががとれる頃に麦もとれ、七夕の頃に今年収穫された麦が出回るんだよ、
というお話もしていただきました。

家族で楽しく作り、おいしくいただき、郷土料理のお話も聞き、
満足感たっぷりの講座になりました。

なお今回は、もぐもぐではいつもお世話になっている
埼玉大学の河村先生とご一緒に、デンマークから
日本の食育を勉強に来ている留学生(男性)が見学にみえていましたが、
彼はこれぞ食育、素晴らしい!と大変感心されていました。