蕨市立旭町公民館より依頼を受け、こども食育教室「はじめてのりょうりコース」の講座を担当しました。

参加したのは、小学1~4年生のかわいい18人のこどもたち。

1班4~5人で協力し合い、料理を作っていきました。班で上手に役割分担しながら、リードする4年生の女の子。小さいながらも一生懸命包丁を握る1年生。たくさんの女の子の中で、少人数でがんばる男の子たち。口数は少ないけれど、思いを内に秘めて黙々と頑張る子など、さまざま。そんな小さなシェフたちは、料理を通じて、みんなで協力する大切さ、料理ができあがっていくわくわく感、誰かのために作る喜び、自分で作る楽しさを体験しました。

講座は全3回の連続講座。子ども同士も仲良くなり、繰り返すことで、子どもたちの成長をより実感できました!

第1回2/8(土)「ほうちょうを使ってみよう」

 大根を使って、ほうちょうの使い方、輪切り、半月切り、いちょう切り、たんざく切り、さいの目切りなどいろんな切り方を学びました。メニューは、とり手羽中のしょうゆやき、おにぎり、大根とベーコンのスープ。

第2回2/15(土)「ごちそうにちょうせん」

 1回目で学んだほうちょうの使い方をしっかり復習しながら、ちょっとむずかしい料理に挑戦! 手分けしていろんな野菜を切りました。栄養バランスも学びました。メニューは、とり肉と季節野菜のクリームシチュー、まめひじきサラダ、フランスパン。

第3回3/8(土)「こどもレストラン」オープン

 子どもたちがシェフになり、ご家族をご招待しました。いらっしゃいませ!のあいさつから、料理の説明、温かいシチューの盛り付けまで、立派にこなしてみせました。
 家族と一緒に食べた食事は、子どもたちも、とってもよい顔をしていました。人のために料理を作り食べてもらうことのうれしさ、おいしいね、と言って同じ味を一緒に食べる楽しさ、そんな思いが、こどもたち、ご家族の笑顔に表れて いましたね! メニューは、2回目で作ったものを腕を上げて要領よく作りました。