〇日時:2020年8月16日(日)
〇場所:坂田コミュニティーセンター調理室 (フレスポ桶川内)
〇コロナに負けるか!第一弾 「本格的手作りソーセージに挑戦だ!」
コロナ感染者の数が増えたり減ったり・・・せっかくの夏休み間なのに、思いっきり遊べない。そんな鬱々とした夏休みを吹っ飛ばせ、とばかり、何参加費200円で特別企画を組みました。
名付けて「出かけられなくて、おうちでウツウツとしている人、集まれ―――っ」です。
会場広ーくとって、もちろん換気も消毒も、熱中対策もぬかりなく、家族単位でソーセージをつくりました。
材料は、羊腸(羊の腸です。アンケートにブタって書いてた人が結構いたけど、腸は羊からもらいました。)と、豚のひき肉と、塊バラ肉を包丁でただいたもの。
指導は、この日のために京都のおいしいシャルキュトリー屋さん「リンデンバーム」で一日研修をしてきた当会代表の松成容子でした。
「昨今のみんなの好みは、挽肉より粗い肉らしさ。だから包丁で叩いて大き目の肉が残ってちょうどいいのよ」といいつつ、必死でバラ肉をカットするところから。なんてことはない、ほんとうはミンチャーを忘れてきたので、急遽、併設のカスミスーパーで豚ひき肉を買ってきて、自前の塊バラ肉を刻んで合わせたというお粗末さでした。でもこれがケガの功名で、「ミンチャーでやるものだと思ったら、家ではできませんでした」とあとから感想をもらいました。
ミンチャーという手回し肉挽き機も、用意していたのは大きな孔のカッターで肉はぼこぼこにする予定でした。
さて、つくり方は簡単。羊腸と布製のしぼり袋さえあれば、自宅でもできるのです。中には枝豆やショウガ、チーズなど、好みのものをいくらでも混ぜ込めばいい。あるご家庭は「あのあと3週間の間に、しぼり袋は東急ハンズで買い、羊腸はネットで2回も取り寄せて、もう4回も作りました」と。
ポイントは、直接手で肉を触って温度をあげないことと、絞り出しを自然な力で、でもしっかりと詰まるようにすること。
さらに、無添加の生肉は食中毒が怖いので、肉を腸に詰めたらすぐ、75℃で15分の加熱をすること、でした。
当日は、パパ参加も多く、絞ったら、くるくるとねじって、ゆでて、フライパンで焼いて、ホットドッグにしていただきました。
事前に畑で、ミニトマトをつんできていたのでこれもパクリ。
「ソーセージって、こんなにおいしく作れるんだあ」と感動の1日はあっという間に終わりました。
報告:松成容子