日時 2020年12月13日(日)
場所 桶川市坂田コミュニティセンター隣接「わくわくファーム桶川」とセンター内調理室
内容
・福島産のブランド鶏「伊達鶏」を使ってローストチキンを作る
・丸鶏の解体を見て命をいただいていることを実感する
・プロのシェフから美味しい焼き方と上手な切り分け方を、生産者側から鶏が育っていく様子などを学ぶ
講師 パレスホテル大宮 総料理長 毛塚智之シェフ
協賛:伊達物産株式会社、パン・ド・ロデヴ普及委員会、一般財団法人藤井幸男記念・教育振興会
後援:ミナツド運営協議会
毎年好評のローストチキンの会。今回は桶川で開催しました。
最初に畑でチキンの付け合わせにするカブを収穫しました。土の上に顔を出したカブを引き抜くと、思ったより大きかったり、小さかったり。あちらこちらで子どもたちの歓声が上がりました。
そして料理教室では、毛塚シェフが、2.4㎏もある大きな丸鶏を手際よくさばいていきます。もも肉、胸肉、ささみと、それぞれの部位がバットにきれいに並べられていくと「いつもスーパーで買うお肉だわ」とお母さんたちから声が上がりました。
子どもたちは最初は丸鶏を見て「ちょっとこわい」「かわいそう」と言っていましたが、丸鶏が焼けるいい香りが会場にただよい「いただきます」をした後は「おいしい!」に変わっていきました。
畑でとれたばかりのカブは、きれいに洗って生のまま食べましたが、とても甘くて美味しく、採れたて野菜の味を楽しむことができました。さばいた鶏も無駄にせず、畑で育った大根とスープにして食べました。伊達鶏の大きなもも肉には、クリスマスの飾りをつけました。
伊達物産の清水社長が、伊達鶏の話をしてくださり、子どもたちの質問にも答えてくださいました。
一昨日まで生きていた鶏を焼いて食べる。数時間前まで土に根を下ろしていたカブや大根を食べる。今日の体験で子どもたちは「私たちが生きているものの命をいただいて生きている」ということを実感したことでしょう。
【参加者の感想】
・動物の命をいただいて食事しているということを忘れてはいけない。(小5)
・初めて採れたてのカブを食べて、とても美味しくて感動しました。(大人)
・1羽丸々の鶏を見て、はじめはこわがって「かわいそう」と言ったが、食べると「美味しかった」と何度も言っていたので良かったです。(大人)