日時 2021年9月12日(日) 10:00~12:00
場所 埼玉県桶川市 坂田コミュニティセンター隣接「わくわくファーム桶川」
内容 秋冬野菜の植え付け 手づくりアイスクリーム
朝夕に、すこし涼しい風が吹き、秋かな?? あ、虫が鳴いている・・・・
そんな9月に、わくわくファーム桶川では「畑からキッチンへの連続講座」秋冬コースがスタートしました。
夏に向かって実も葉もムクムクという前期の春夏コースと違って、ちょっと大人の静けさをもって地中に育つ根菜類や、中へ中へと新葉をぎっしり巻いていくキャベツや白菜たちの成長を見守るのが秋冬コースです。
空に描かれる太陽の軌道もぐーん南に下がり、畑には朝と夕方、斜めの光がさーーっとさすだけの場所も・・。作物を育てるのに、いかに太陽が大切か、実感する日々になります。それでも作物は辛抱強く待てば着々と育ってくれる。子育てにも通じる我慢です。英才教育に慣れたプロの農家さんに「だめだめ、こんな場所じゃあ」と何回言われたことか・・・・。それでもこれも運命。おかれた場所で、いかに咲くか、私たちの力が問われているかもしれません。でも、参加者たちの期待にはできるだけこたえられるように、スタッフ一同、心を込めてお世話をしていきます。
さて、当日。みんなの自己紹介が終わったら、いよいよ畑体験。白菜、ブロッコリー、キャベツ、芽キャベツの4種類の苗は家族単位の共働作業で植え、大根、ミニ大根の種は子どもたち中心でまきました。
最初こそ距離をとって、マスクなしで自己紹介をしましたが、作業中はずっとマスク。畑でも1つの畝には2家族ずつと、距離はたっぷりとって。コロナ下の運営はいろいろと厳しいですが、これからどんどん、みんなでコミュニケーションをとれるように考えて、楽しい半年にしたいと思っています。
手を洗った後は、残暑の中、家族単位でアイスクリーム作りです。
材料は牛乳、生クリーム、砂糖の3つだけ。
氷に塩を入れて温度を下げ、そこにアイスの材料の入った袋を入れてタオルでくるみ、約8分間ひたすら振ったり、投げ合ったり…。親子で、兄弟で力を合わせたら、おいしいアイスクリームの出来上がり。
前期の最後の会でもやりましたが、今回はさらにチョコチップをトッピングする発展形。
マスクの下、みんなの顔が笑顔に輝いているような気がしました。
《参加者の自己紹介から》
・春夏コースがとても楽しかったので、また参加することにしました。(母)
・家の庭で夏野菜は作っているけれど、秋冬は何を作ればいいのかわからず放置しています。秋冬野菜の勉強をしたいと思い参加しました。(父)
・お料理をするのが楽しみです。(小5・男子)
・春夏コースの感想を子どもに聞くと、楽しかったと言ったので、今回も参 加することにしました。(父)
・自分たちで作ったものでお料理するのが楽しみです。(母)
次回は10月10日(日)、落花生の収穫と秋冬野菜の追肥。
お料理は秋の野菜料理とお月見団子を予定しています。
(報告:松成容子)