第6回目となった「シェフに習う、クリスマスのローストチキン」
今年もパレスホテル大宮の副料理長、毛塚智之シェフにレクチャーいただきました。
ローストする丸鶏をご提供下さるのは、
2010年よりお付き合いが続いている福島県の伊達物産㈱様、
フレンチなどのレストランが使うブランド鶏「伊達鶏」を育てています。
はじめに、シェフがローストチキンの仕込みをデモ。
「基本の味付けは塩・こしょう、皮をパリッと焼き上げるための油、
そして形を整えて焼きます。むずかしくないですよ。まずは1回やってみると、
次は、ハーブを使ったり、カレー粉で味を付けてみたりして、楽しめるようになります。」
と、シェフ。
皆さんの肩の力がふっとゆるんで、ワクワクしながら鶏を仕込んでオーブンへ!
約1時間の焼き時間の間は、頭から足までの鶏を使って、
マグロの解体ショーのようにシェフが切りわけするのを見ながら、
鶏肉について学びました。
もも肉・むね肉・ささみ・手羽元・手羽先・鶏ガラ、
それぞれに合う料理、鶏ガラからスープができることも。
スープの試飲をして、固形ブイヨンを溶いたスープとの味比べもしました。
「とりさんかわいそう、でもとり肉すき」と子どもの声。
そうです!こうして生きものの命を頂いて、私たちの命になっているのです!
この会で一番お伝えしたいテーマ。
みんながそれを自然に感じ取っていました。
そして、焼き上がり!
オーブンを開けると、美味しそうな色と香りに「わーっ!」と歓声が!
今年のクリスマスは特別です。
自分で焼いた丸鶏のローストチキンが食卓を飾るのですから。
皆さまありがとう。
鶏を育ててくれた方々ありがとう。
とりさんありがとう。ご馳走さまでした。
~アンケートの声~
*新発見したこと・・・・・ささみが2つしかなかったこと。
とり肉の色が場所によってちがうこと。
(小5 女の子)*思ったこと・・・・・・・死ぬのがかわいそうだけど、たべるとおいしい。
(年長 男の子)*鶏について学んでみて・・何となく頭でわかっているつもりでも、
目の前にして学ぶことははじめてで
「命をいただいている」というリアリティがあった。
(年少の男の子のママ)