○日時:2016年7月28日(木)
○場所:日本製粉株式会社 東部技術センター
○内容:プロに習うパン作り+ミニ学習「小麦粉について」
○講師:布施 修シェフ(JPB副代表幹事)
昨年度、大好評につき、今年もプロのパン技術者組織
「ジャパンプロフェッショナルベーカーズ友の会(略してJPB)」と、もぐもぐの共催で、
パン教室が開催されました。
会場も、新宿にある日本製粉株式会社のプロ用設備で、めったに見られない
大きなオーブンやパンをこねる機械に囲まれての楽しいパン作りの1日でした。
前には、プロのシェフがずらりと並び、子どもたちのワクワク感が高まります。
参加者が最初から最後まで自分の手で作り上げるのは、ランチ用のフォカッチャ。
こねて、まるめて、休ませて。発酵には1時間生地を休ませます。
パン作りはとっても時間と手間がかかることを体感します。
「すばやく、ていねいに、と習いました」(小3男子)
指で生地に穴をあけ、彩りのよい夏野菜をトッピング。
最後はプロ用の大きなオーブンで焼いてもらって、さまざまなフォカッチャが完成!
「うわあ、ごうか!!」
途中、シェフが用意してくれていたフランスパン生地の成形も体験!
「パン生地、触るときもちかった」(小2男子)
こんがり焼けたフランスパンはいい匂い。
「バゲットの焼きたてのパチパチと鳴ってるのを初めて聞きました」(小3男子ママ)
目の前のプロの手さばきは、目がはなせません!!
「プロの手は、魔法の手だと思いました」(小1男子ママ)
がんばって作った自分のパンはおいしくて、みんなペロリとたいらげました。
「普段食べない野菜を、きょうは全部食べたんです」(小4女子ママ)
さて、もう1つのパンは、メロンパン。
こちらは一気にたくさんの生地が仕込めるプロのミキサーを使用。
このパンだけだと味はバターロール。なので子どもたちは「メロンパンの皮」作りに挑戦!
メロンパン用の生地(実はバターロール)をメロン皮でつつみ、
最後にメロンパンのトレードマークの筋をつけたら、まるでお店のメロンパンのよう!
メロンパンは自作のほかに、プロが仕上げたものもあわせてお持ち帰りです。
焼いているあいだに、夏休みの自由研究にもぴったりの「小麦粉の話」。
先生は、日本製粉技術者の吉屋さん。
小麦粉のもとである小麦の穂、小麦の粒。
そして小麦粉から取り出した粘りの正体グルテンを、見て、触って、確かめて。
小麦粉が外国から多く輸入されていること、作るものによって種類がちがって
日本製粉だけで小麦粉は800種類もある、ということも教えてもらいました。
シェフの皆さん、お世話になりました。
みんな、がんばったね! たのしかったね! おいしかったね!