日時 2022年5月8日(日) 10:00~13:00

場所 埼玉県桶川市 坂田コミュニティセンター隣接

「わくわくファーム桶川」と センター内調理室

内容 ・夏野菜の植え付けと小松菜の収穫

・小松菜を使った1品作り

「小松菜としらすのチーズトースト」作りと「小松菜の納豆和えそうめん」の試食

 

大型連休最後の日、ほどよい快晴に恵まれて、わくわくファーム桶川2022春夏コースはスタートしました。

参加者の自己紹介で多かったのが「畑の土で作物を育てることが楽しみ!」でした。

まずは2つの花壇と畑にある先輩植物たちを確認。

ハーブにブルーベリー、アスパラガスやジャガイモ。

今日は、その隣にきれいに整えられた個人区画に、自分の手で新しい苗と種を植えていきます。

ミニトマトといんげんは苗で、チンゲン菜は小さなタネを一列に。

「芽が出たら間引きをしてね」と指導の渡辺さんから小さな宿題も出ました。2週間後かな?

あと少し空いているスペースには、自分たちの好きなものも植えられます。

今年の「わくわくファーム桶川」は、自主的に畑や作物とかかわっていただくことなので

これから8月まで畑への出入りは自由です。

ミニトマトの背が伸びたら支柱と結んであげたり、草を抜いたり水をやったりと、

個人区画の責任者は基本的に参加者それぞれ(もぐもぐスタッフも見守っていますが)。

収穫の達成感はきっと半端ないはずです!!

 

 

 

 

もう一つ、プログラムの目標は、「畑からキッチンへ」の連携です。

今日は、3月にもぐもぐスタッフが植えてワサワサ育った小松菜を、根っこから引っこ抜きました。

本来なら根はハサミで切り離して(スーパーで買うのはこれ!)室内に持ち込むほうが効率的ですが、

せっかくの畑体験の場です。

食べ物の全姿を知ったり、土や根の処理をいつもは誰がしてくれてるのかにも思いをはせたりできる

チャンス。

このあと、調理室で丁寧に土を洗い落とすところから料理は始まりました。

 

小松菜の洗い方、茹で方、切り方をしっかり習った後は、早速家族ごとに実習スタートです。

今回使う小松菜の分量(90g)ってどの位かな?たくさん採れた小松菜の中から見本を参考にしながら、

家族で予想して取り出し洗っていきます。

はかりに洗った小松菜をのせて‥‥「90gってこれ位なんだー!」と発見もあったようです。

 

茹で方、包丁の持ち方、切り方もみんな上手です。真剣に頑張っていましたね。

 

切った小松菜は、しらすとマヨナーズと混ぜたら、食パンに塗ってオーブンへ!

焼きあがる間は、「小松菜の納豆和えそうめん」の作り方も教えてもらいました。

トーストも焼き上がり、みんな揃って「いただきます」

黙食をしっかり守ってくれて「おいしい!」は、グー合図で知らせてくれました。

  

もぐもぐオリジナルテキストを見ながら、小松菜のミニ学習もしました。

埼玉県は、全国の小松菜の生産量(令和2年までの収穫量・作付面積平均値)ランキングで栄えある第1位!!

埼玉県産野菜の代表選手なんですね。

最後は、まとめの栄養の話。

今日作った「小松菜としらすのチーズトースト」の食材を赤黄緑に分類したり、一食分の食事として考えると、

例えば・・・

「野菜のミルクスープ」や「スクランブルエッグ&野菜炒め、ヨーグルトのフルーツ添え」などの

メニューを足すとバッチリになることもみんなで確認しました。

 

次回は7/3(日)じゃがいも収穫とプロの料理です。どうぞお楽しみに!

                              担当:秀島、松成