〇日時  2023年8月20日(日) 午前の部 10:00~12:50   午後の部13:40~16:30

〇場所  さいたま市緑区 プラザイースト キッチンスタジオ

〇内容  手打ちうどんづくり、冷や汁づくり

○講師  萩原さとみさん  吉武裕美子さん(ファーム・インさぎ山)

 

◆小麦粉からうどんを作ろう

うどんは何からできている?

当たり前に食べてきた「うどん」が、小麦粉からできている、

それも少し前までは埼玉の各家庭で手づくりして、ご馳走として食べられていたなんて、知っていましたか?

 

小麦は、いまも埼玉北西部の特産物です。

ということで、今回は埼玉県の製粉会社から粉を取り寄せて、みんなでうどんを作りました。

まずは、塩水を少なめに粉に入れてよくこねます。まとまったら 袋に

入れて一休みさせます。待つこと30分。

  

  

  

生地がすっかりまとまったら、袋の上から足で踏みます。

平らにしては、ふたつに折り、また平らになるまで踏んでは、折る。

これを何回も何回も繰り返したら、こんどは袋から取り出してめん棒でのします。

薄く広げたら、びょうぶだたみにして、細く切っていきます。

これがなかなか難しい。細いの、太いの、入り混じって・・・・家庭ごとのうどんが出来上がりました。

ひとつひとつが家族の共同作業。

子どもたちがやったりお父さんが代わったり、と笑顔の絶えないひと時でした。

  

  

  

この日は体重が104キロと80キロの体を持つ、うどん好きの若者ボランティアが二人来てくれました。

さっそく大型サイズのアメフトコーチの金原さんに白羽の矢が当たります。

講師の萩原さんが「踏んで、踏んで」と励ましたり、「もうちょっとだなあ」とNGを出したり。

「薄くしてもらったら、台の上に上げた時、楽なのよー」とこれがホンネでした。

大型サイズの金原さんは、萩原さんの期待に応えるべく、額に汗しながらも楽しそうに

しっかりうどんを踏んでくれました。

また、80キロの野球青年の高橋さんは、スタッフたちが食べるためのうどんをこねる担当。

この日は裏方も一緒に楽しいうどん作りができました。

  

大鍋でゆでて、水で洗ったら立派なうどんのでき上がり。

「これを煮込みうどんやカレーうどんにしても美味しいの。ぜひ、やってみて」と、萩原さん。

暑いこの日には、なかなかイメージしがたい提案でした。

  

  

 

◆ゴマをすって、きゅうりを刻んで「さいたまの冷や汁」で

ところで、埼玉の郷土料理「うどん」には、独得のつけ汁があります。「冷や汁」です。

冷や汁と聞くと、みそ味にほぐした焼き魚が入っている宮崎県が有名ですが、埼玉の冷や汁はゴマがポイント。

萩原さんが持参してくれたゴマを、まずフライパンで煎るところから体験します。

そして、すり鉢に入れてすりこ木ですりつぶします。

「今はスーパーで袋に入っている『煎りごま』とか『すりごま』というのを買ってくるのかもしれないけど、

自分たちで煎ってすると、ほら、こんなにいい匂いがするでしょ」。

このすり鉢に調味料と薄く切ったきゅうりを入れて、水で薄めれば出来上がり。

  

  

  

美味しいつけ汁に、太さも長さもいろいろの手づくりうどん。

ひと汗かいたこともあって、それはそれは美味しい「いただきます」「ごちそうさまでした」の1日になりました。

なお、本来卵はつきません。この日は、子どもたちの成長を願ってタンパク質を少し、もぐもぐから添えたのでした。