夏休み、むくむく膨らむ自作のパンに大感動 !
去る8月20日の水曜日、小学生(1、2年生のみ保護者同伴)を対象に、
もぐもぐパン教室を開催しました。
教えてくれたプロは、日本を代表するホテルのひとつ、
ホテルオークラのベーカリー部門を統括する塚田俊夫シェフ。
いつもは職場の部下たちを、ときに専門学校の先生としても若手を
指導していらっしゃるそうですが、今回のような子どもたちは初めてとのことで、
事前に何度も、何度も、もぐもぐ担当者とお話して計画してくださいました。
このとき、お昼ごはん用に、ホテルで3日間煮込んで作る「コンソメスープ」も
飲んでみてもらいたいな、と持ってきてくださることになりました。(やったーっ)
作ったパンは、ピザ、ハードロール、菓子パン
作ったのは、できるだけ粉からこねて、お昼ご飯にもなって、
お持ち帰りも出来て・・・ということで、ハード系のパン生地をまず、
仕込むことにしました。
これがお昼ごはんのピザになり、お持ち帰りのハードロールにもなりました。
もうひとつ、せっかくなら菓子パンも、ということで、これは途中までホテルで
こねてきた生地を、みんなでそれぞれに発酵させて、クリームパンにしました。
あんパンがいい人は、包み方だけ教えてもらって、実際はシェフに包んでもらいました。
クリームやあんが飛び出ないように包むのは、
うーーんかなり上級のワザなんだなぁ・・・と実感したことです。
トッピングにはチョコチップ、レーズン、アーモンドスライスなども用意され、
時間が少し押しても、楽しさ満載の仕上げになりました。
パン作りで大切なことを、習いました
シェフからは、「パンは全て自然のものから作るもの」
「だから毎日、温度やいろいろな原因で時間も出来上がりも決まったようにはいかない」
「人の肌がちょっとべたべたするくらいの温度や湿度が、パン作りにはちょうどいい」
ということを教えてもらいました。
子どもたちからは「パン生地は、触りすぎると硬くなる」
「イーストのおかげで、生地がぷくっとなるんだ」ということがわかった、といった
言葉が 寄せられました。
なお、後日、このときのパンの発酵の様子を写真にとって研究発表に使ったお友達から
写真メールが来て、シェフにも届けたらとても喜ばれた、というおまけもありました。