松成容子の「話食はおいしい その13」
いよいよ、入梅。この雨量と気温が、アジアならではの米文化を
作ってきました。雨をうっとうしがらず、どうぞ今年もおいしいお米が、
無事、育ちますようにと、一緒に祈ってくださいね。
1) 畑プロジェクト、まもなく締め切り。
さて、春から新しい生活が始まった人も、そろそろペースはつかめたでしょうか。
一方で、どんどんペースが狂ってきているのが、食べ物の旬です。
アスパラガスもブロッコリーも、山菜も、旬の興奮は埋もれてしまいました。
枝豆が楽しみだった夏が、いまでは5月から始まっています。
次の世代に、「旬」を伝える意味や方法がだんだん
分からなくなってきました。あと5年もしたら、「旬」は死語かもしれませんね。
それでも、土の上にたって太陽の日を浴びていると、
どんな暑さなら、どんなものがよく育ち、私たちが食べたくなる、といったことが
自然に分かってきます。
そんなことを伝えたくて、「畑に出かけましょう」の企画をスタートさせて
2年目ですが、今年は定員を2倍の20家族に増やしたにもかかわらず
今月12日の締め切りを待たずしてどうしても抽選となる状態です。
申し訳ありません、そして、ありがとうございました。
真夏の太陽も、真冬の北風も経験する畑プロジェクト。
来年もやる予定ですので、ぜひ、ご予定ください。
2) 明橋先生の子育て講演&食育トーク 6月20日です
昨年、本を出させていただいたご縁で、共著者の明橋先生が
埼玉に来て講演してくださいます。「子が宝なら、母も宝」と
おっしゃる先生です。本もシリーズで470万部以上売れ続けて
いる方なので、私も楽しみにしてます。
本の販売もサイン会も計画していますので、どうぞ、気軽に
おいでください。
ただ、申し訳ないことに託児は早々に定員に達してしまい
ましたが、おひざの上でも入場できます。お席に一人で
座る場合は、有料となっています。ご了承ください。
子育てに手がかかっているときは、唯一、大人も
「子どものペースにあわせて」生きている貴重な時間です。
走ってはいても、土からはなれず、人の手から生み出し、
渡す食べ物の温かみは大人が身を持って伝えてください。
外食しても、好き嫌いがあってもママを責めないで、といつも言います。
ママもパパも分かっていて、身を持って悩み、心の中では葛藤し
子どもにその姿を見せていると信じているからです。
表面的に「いただきます」を言う言わないがすべてではない、と
NHKの「あさイチ」のオンエア直前に、井ノ原さんと、柳澤さんと私の
3人で確認しましたが、子どもを気にかける、一言、声をかける、
これは大事にしてほしいのです。
そのためにも、ママは元気でいなくちゃ。そんな元気がきっともらえる
講演会になることと思います。
3) 食育コーディネーターになりませんか
畑、講演会、そのほかお出かけや食事会やと、
食育のシーンはいくつもあります。
そんなシーンを作り出す仕事が食育コーディネーターです。
7月から養成講座を始めます。募集は始まっています。
http://mogumogu.net/
講師とも互いに言葉が交わせる形式で行いますので、どうぞ
お気軽にご参加ください。そして、ぜひ、仲間になってください。
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松成 容子 (NPO法人 食育研究会Mogu Mogu 代表)
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http://mogumogu.net/