○日時 2022年7月3日㈰ 10:00~13:00

○場所 桶川市 坂田コミュニティセンター調理室と隣接の菜園

○内容 3種のじゃがいも収穫と食べ比べ、夏野菜の収穫、ブルーベリー味見

プロのシェフに習うフランス菓子とブルーベリージャム作り

 

梅雨明けが例年に比べ早かった今年、この日も暑い中での収穫体験となりました。

まずは3月に植えた3種類のじゃがいも収穫です。

スコップを使ってじゃがいもを傷つけないように土を掘り起こしてみると、

大小様々な形のじゃがいもが出てきました。

中にはおもしろい形のじゃがいも発見! 子供たちは大興奮です。

 

次は個人区画の野菜たちを収穫しました。いんげん、ミニトマト、たくさん取れました。

5月に植えた時はミニトマトの苗は子供たちの膝丈くらいだったのに、

今ではお父さんの身長を超えそうなくらい大きく育ったものもありました。

 

そして菜園で収穫した3種類のじゃがいも、『キタアカリ』『メークイン』

赤じゃがいもの『ノーザンルビー』を茹でて食べ比べをしました。

試食しながら、じゃがいものお勉強もしました。

じゃがいもの形の違い、味の違い、どう違うかな?

他に、花壇のブルーベリーを摘んでその場でみんなで食べました。

あれ、ちょっとすっぱい・・・!

収穫した作物をその場で食べられるからこその貴重な体験でした。

 

菜園を楽しんだ後は、調理室で料理体験!

今日の講師は、地元で人気の洋菓子店「パティスリーアンジェ」のオーナーシェフ島田猛さんです。

島田シェフは穏やかな語り口で、参加者の皆さんもリラックスした雰囲気でした。

教えていただいたのは、季節感のあるブルーベリーを使ったジャム作りとフランス菓子「パン・ドゥ・ジューヌ」。

 

 

シェフのデモを見て家庭で作る時のコツを教えてもらいます。

そして親子でシェフが作ってくれた生地をカップに入れてトッピング!

焼き上がりが楽しみです。

 

続いてブルーベリージャム作り。

ここでもプロのコツをしっかり伝授!

難しくて時間がかかると思われていたジャム作りでしたが、意外に短い時間で仕上がり、

参加者を驚かせました。最後は瓶につめて大事にお持ち帰りです。

保存する瓶をきちんと殺菌することが大事。シェフがしっかりと処理してくださいました。

 

 

さあ、お楽しみの試食タイム。

焼きあがった菓子はいい匂いがして食欲をそそります。

菜園で育ったレモンバーベナのハーブティーには、ブルーベリージャムを少し入れてみました。

自分たちで作ったお菓子。美味しさも格別ですね!

 

 

<参加者の感想>

・チンゲン菜はたくさん虫がつく。じゃがいもは塩をつけなくてもおいしい。(6年男子)

・ノーザンルビーをひっこぬいたことが楽しかった。じゃがいもは陽に当てないことを初めて知った(2年女子)

・「お菓子作りが科学だ」ということ。プロの料理人さんにいろいろなことを教えてもらったこと。(6年男子)

・育った作物を直接収穫する体験ができることは貴重な体験でした。(小6男子の父)

・プロの方が作る焼き菓子作り、工程工程がためになりました。(小2男子の母)

・パティシエの手つきを見ているだけで、とても所作が美しく勉強になりました。(小6男子の母)

 

報告  渡辺・町田