日時  第1日目 2023年 1月 19日(木)  2時間目、3時間目

第2日目 2023年 2月 3日(金)   2時間目、3時間目

場所  春日部市立牛島小学校 家庭科室

対象  4年生 2クラス 全65人

協力  島小学校PTAの皆さん

内容  1 日目 「美味しさ感じるアンテナをチェックしよう」(五味五感の体験学習)

2日目 「シェフと一緒に料理を楽しもう 旬の大根を味わう」

講師  1 日目 松成容子(当会代表理事)

2日目  神田 智(当会理事、「オープンセサミ オーナーシェフ」)

当日スタッフ  もぐもぐ所属食育コーディネーターのべ8人

 

もぐもぐでは2011年、2012年に県のNPO活動助成金を受けて立案した

「学校に出向く食育」プログラムをも、助成金がなくなった2013年からも毎年、

途切れることなく実施しています。コロナ下では、口にできない、集えない、など

大きな障害がありましたが、オンラインや「触るだけ」「嗅ぐだけ」など、

様々な工夫をして新プログラムを組みました。

さて、2022年度の冬は、4年目となった春日部市立牛島小学校です。

ここには「子どもたちのためなら」とおっしゃる嶺 慎二郎校長先生と、

きっと全国一の食育熱を持っていらっしゃる横川一美栄養教諭がいらっしゃいます。

今年は生体験が出来ました。

1日目は、「美味しさは体と口の中とで感じる」

「感じ方のアンテナはみなそれぞれでいい。個性を認め合うこと」

「自分のアンテナをしっかり育てて、20歳まではどんどん新しい自然界の味に挑戦して」

「体で感じて、頭で覚えていく」というメッセージを伝えて、五味体験。

甘いも、しょっぱいも、酸っぱいも、苦いも、全部自然界からの味。

さらに、日本が大事にしてきた「うまみUMAMI」が科学的に証明されてから、

世界のシェフが日本に学ぶようになっているお話をしました。

2日目は、旬野菜の大根を、まずは茹でただけで試食。

「苦い」という人もいれば、「美味しい」という人も。

続いて、それぞれのフライパンで焼いて、少しずつ味を足して、

最後に粉チーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)を振りかけて、とろ~り、チリチリっと焼き上げます。

これをシェフ持参のトマトのリゾットと合わせてパクリ。

「うっまー」「ちょーおいしいっ」と感動の声があちこちであがりました。

   

味わう、味を広く知る。これはすべて「おいしいねっ」とたくさん言える大人になっていくために必要なこと。

「おいしいねっ は魔法の言葉、これをいうと、周りの誰もが笑顔で幸せになれるんだよ」。

これがもぐもぐの真のメッセージでした。

 

以下、子供たちからの感想をいただきました