〇日時 2023年2月4日(日)10:00~13:00
〇場所 さいたま市緑区プラザイースト
〇内容 *みそ作り
*発酵食品「みそとチーズ」のお話とチーズ削り体験
*みそ汁試食
*みんなの絵の紹介ともぐもぐファーム1年の感想
〇講師 ファームイン・さぎやま 萩原哲哉氏
〇協賛 株式会社 野沢組
2023年度もぐもぐファーム連続講座の最後を飾るのは、毎年大好評のみそ作り!
お家で柔らか~く煮てきた大豆を大事に抱えて みなさんが集合してくださいました。
「さあ、一緒に始めていきましょう。
なんにも難しいことはないからね。」と優しく話してくださる講師の萩原さん。
まずは大きくて丈夫なビニール袋の中に煮てきた大豆を入れます。
手も足も使ってつぶしていきますよ。家族みんなで協力して頑張るぞー
麹と塩は容器の中で混ぜたら、ビニール袋の中で大豆とご対面~
よく混ぜていきましょう。大豆と麹と塩の3つさえあれば「みそ」が作れるのですね。
なめらかになったら今度は丸めていきましょう。大きいお団子だ!ボール作り楽しいね。
さあ、いよいよ樽の中に入れていきますよ。
ボールは隙間が空かないように詰めて、しっかり上からぎゅっと抑え込んでいきます。もう一息だ!
最後にカビ防止のため表面に塩を振りかけます。
空気に触れないようにラップをかけたらOK!お家に帰ったら重し(塩)をのせてね。
じっくりと美味しいみそに変身した秋頃が今からとても楽しみですね。
ひと仕事終わった後は、みそと同じ発酵食品仲間のチーズが登場です!
今年も株式会社野沢組様が協賛してくださいました。
4kgもあるゴーダチーズを抱えさせてもらい、「すごい!」「わあー!!重い」
思わず笑顔でいっぱいになりました。
松成代表のチーズの話(日本と外国の関係、欧州にならっている日本の努力、牛乳のこと、
栄養のこと、発酵食品や民族の伝統食という観点からの味噌との共通点等々)もみなさん
しっかりと聞いてくださいました。
チーズ削り体験には、子どもも大人もチャレンジの列が途切れないほどの人気ぶり。
真剣なまなざしで挑戦!削れて笑顔♡パクリと口に入り
「美味しーい!!」と最高のスマイルが部屋中に溢れました。
同時に、昨年スタッフが仕込んだみそと収穫体験で大変お世話になった島田さんの
畑で採れた新鮮野菜がたっぷり入った味噌汁が配られ、ほっこりしながらみんなで美味しくいただきました。
「野菜が甘くてすごく美味しい~」との声があちこちから聞かれました。
削ったチーズを味噌汁に入れると…これまた最高!発酵食品同士なかよしですね。
またこの日は1年間の思い出を絵に描いてきてくれました。
絵にはみんなの楽しさや嬉しさ、そして感謝の気持ちが溢れていました。
どれもみんな素晴らしい作品でした。
最後はみなさんから感想をいただきました。
温かく嬉しいお言葉をたくさんいただき、もぐもぐの思いはしっかりみなさんに伝わっていたこと、
10年間このもぐもぐファームを続けてきて本当に良かった、とスタッフ一同胸がいっぱいになりました。
結びの挨拶では感動で涙でいっぱいの松成代表でした。
もぐもぐファーム連続講座は、今年度でいったん終了となります。
10年もの長きに渡り収穫体験のご指導いただいた島田さん、
うどん作りやみそ作りやピザ焼き、時に藁炊き体験をご指導いただいた萩原さん、
またお力添えいただきましたすべての方々、そして今までファームに足を運んでくださった
すべての参加者皆様に心より感謝申し上げます。
「にこにこ、だいたい、いろいろ」をコンセプトに、「食べ物の背景を想像できる人を増やす」目標に向かって、
来年度も楽しいことを企画していますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
~参加者みなさんの声~
☆ピザやうどん、おみそしるがおいしかった。(3歳・男児)
☆おやさいをとって、おうちでたべておいしかった。(4歳・男児)
☆うどんづくりときゅうりをまるごと食べたことがよかった。(小1・女子)
☆やさいがどれもおいしかったです。(小2・女子)
☆もぐもぐをはじめて、きゅうりが食べれるようになった。(小2・女子)
☆自分で積極的に体験したこと、おいしかったことをずっと覚えていると思います。
野菜は全部おいしかった!特にほうれんそう(小5・男子)
〇食に興味を持つようになりました。食卓に会話が増えたことがよかったです。(母)
〇採れたての野菜の美味しさと、天候に左右される大変な仕事だということがよく分かりました。
家族で食に関する会話が増えました。(母)
〇野菜・農業の難しさを感じて、買う際に気にするようになりました。子どもも積極的に野菜を食べれるようになりました。(父)
〇収穫から料理まで経験できる素晴らしい体験ができました。子どもも野菜好きになりました。
地元の野菜を意識して食べたり購入しています。(父)
〇野菜が食卓に並ぶまでの大変さが分かりました。
子どもは自分で収穫して食べることで、野菜の美味しさや農業の大変さなど色々学べたように思います。(母)
〇より一層野菜が好きになりました。土と触れ合う貴重な経験をさせてもらいました。
子どもが野菜を食べるようになりました。(父)
〇感謝して食事する気持ち、もぐもぐで学んだことを職場でも話せました。(母)
~島田さんより~
もぐもぐの皆さんには大変助けられて10年を楽しく農作業できました。大変楽しく意義のある時間でした。
お礼を申し上げます。最後の参加者皆さんの発表の時は感動しました。
特に子供たちがもぐもぐで体験し感じたことを自分の言葉で大きな声でハッキリと発表したことは
良い自信に成ったと思います。
もぐもぐの活動の成果だと思いました。感動しました。これからも活動を祈ります。
~参加者皆さんの感想を届けたら…チーズをご賛同いただいた株式会社野沢組の担当者様より~
感想内容がとても大切な部分ですね。
食物廃棄ロスも含めて食に対する意識の高まりが先々平和に繋がるのではないかと感じております。
引き続き大変な作業を継続される松成様へ敬意を表し、微力ながらお力添えさせていただきます。
*みなさま、どうもありがとうございました(もぐもぐスタッフ一同)*