〇日時 2023年7月2日(日) 10:30~13:00
〇場所 桶川市 坂田コミュニティセンター
〇内容 毛塚シェフと楽しむ料理 + じゃがいも収穫&ラベンダー摘み
〇講師 毛塚智之 (パレスホテル大宮総料理長)
◎協賛 株式会社フェルミエ(チーズ)
この日は、梅雨の晴れ間とは思えないほどの晴天&高気温予想が朝からうたわれ、スタッフは早朝から畑の準備に追われました。まずは、シェフと料理するための夏野菜の収穫。そして毛塚シェフが「ぜひ、作りましょう」といった冷たいジャガイモのスープのためのじゃがいもを掘って、調理室へ。ラベンダーも気持ちよく朝日に輝いていました。
10:30。参加者も集まり、いつもより30分の余裕をもって遅めのスタート。ですが今日ばかりは太陽の元気さに気が焦ります。「暑くなる前に、収穫してこなくっちゃ」。
室内でのあいさつが終ると、さっそく畑に全員で向かいます。まずは、料理で使う夏野菜トマト、ピーマン、なす、大葉をハサミでチョキンと収穫。大きくなったピーマンやなすに驚く子どもたち。そのあとは、4種類のじゃがいもを収穫。今度はスコップでやさしく掘ります。茎をひっぱると土の中からゴロゴロッとじゃがいもがでてきました! 短い時間でしたが、収穫体験を満喫しました。そしてまた急いで室内へ戻ります。
さあ、汗を拭いて水分補給をしたら、今度は毛塚シェフの「夏野菜とチーズの重ね焼き、グラタン仕立て」をみんなで作ります。
「みんなが、たったいま畑から採ってきた野菜を料理するよ」と毛塚シェフがまずデモンストレーション。続いてみんなも、畑から採ってきたばかりのなす、トマト、ピーマン、じゃがいもを切っていきます。さらに今回は特別協賛のあったフランス産チーズ「コンテ」も小さくカット。
「8カ月も熟成したとっても美味しいチーズだから、切りながら、ちょっと食べてみて」という松成代表の声掛けで、チーズを一切れパクリ。「うわ、おーいしい」。子どもたちだけでなく、大人も手が止まりません。
ココットの中に、野菜を置いたらチーズと青じそ、また次の野菜を置いたらチーズと青じそ。ただその繰り返しで調味料もソースもなし。オーブンに13分入れたら完成です!
オーブンで焼けるのを待つあいだに、先ほど畑で掘った4種類のじゃがいもの食べ比べをしました。男爵、メイクイーン、きたあかり、アンデスレッド。どの味と食感がお好みかな!?
さて、チーズがとろりと溶けたら完成です。簡単なのに、なんておいしいの!!
採れたて新鮮夏野菜と、旨味のあるチーズ。「今回こそ、素材の力を信じて、素材のおいしさをいただく料理でしたね」と松成代表。
サイドディッシュの「じゃがいもの冷たいポタージュスープ」は、ひんやりとして気持ちいいのど越し。つぶしたじゃがいもに牛乳と生クリームが加わって、程よいコクが感じられました。じゃがいもの旬、初夏にぴったりの一品でした。
最後に、当会の福田食育コーディネーターから「栄養不足を防ぐためには『間食を』」とミニ学習もあり、帰り道々ラベンダーを摘み足して、盛りだくさん1日でした。
参加者のみなさんの声
〇じゃがいもを抜くのと、バカでかいピーマンを見つけたのが楽しかった (小3女の子)。
〇じゃがいもが一気に抜けてびっくりした(小3男の子)
〇たくさんの野菜を切って楽しかった (小3男の子)
〇はたけに昆虫がいてびっくりした(4才男の子)
- 自分たちで採ったものをすぐ料理し食べたのが子どもたちの良い体験になった(上尾市 祖母)
- 料理好きの息子にとってシェフの料理姿やシェフに褒めてもらうことが、
とてもうれしかったようです (桶川市 母) - 塩味だけで食材の味を楽しむ基本を改めて魅力的に感じることができました(桶川市市 母)
●土がとても良かったです。畑の恵みはすごいですね(上尾市 祖父)。